■コロナで逆風の献血事情
新型コロナウイルス流行後、日本国内では全国的に献血協力者が減少している。
昨年8月、日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターは、「7月11日(日)から献血協力者数が必要人数に満たない日が続いています。7月12日から8月8日までの計4週間で、必要人数に達した日は2日間のみ」と危機的状況を発信しており、同じく九州ブロック血液センターは今年9月、「九州・沖縄の献血にダブルパンチ コロナ感染と台風11号で献血減少止まらず」と緊急リリースを発信し、献血を呼びかけている状況があり、献血協力は大きな意義がある。