「姉の娘がバレエ始めた…うちの子も習わせて暮れの里帰りまでに発表会に出さなきゃ」

半年後、娘は不登校に…。

朝起きて学校、帰ったら習い事、家で夕飯、風呂、就寝

子供が週3日以上こんな生活を送っていたら、家族で一緒に過ごす時間が限られてしまうのではないだろうか。

今回は、見栄で習い事をさせすぎると、子供がどうなってしまうのか、考えてみよう。

見栄でバレエを始めさせ…「暮れの里帰りまでに発表会に出さなきゃ」

Aさん(37才・女性)が小学1年の娘にバレエを始めさせた理由は親戚に対する見栄だったという。

「姉の娘がバレエ始めた…うちの子も習わせて暮れの里帰りまでに発表会に出さなきゃ」

なんでも姉とは、女のプライドをかけて常に争ってきたという。

姉の娘の発表会の写真を母が嬉しそうに見せてきて、火が付いたらしい。

しかし、入会したバレエ教室は先生が厳しく、子供はバレエを休みたがるようになった。

それでもAさんは「しっかりと指導してくれている」と思い、無理に通わせたという。

とにかく暮れの里帰りで、姉や母、親戚一同に娘がバレエの発表会に出ている写真を見せる必要があったのだ。