暑い夏の外出時に、熱中症対策は欠かせないものですが、それはもちろん巡回連絡やパトロールなどの街頭活動を行う警察官にとっても同様です。

 警察庁は7月2日、公式Xを通じて「職務中の水分補給」や「熱中症対策用品(ドリンクホルダー等)の活用」について、理解と協力を求める呼びかけを行いました。

 添付の画像には「警察官も熱中症対策を実施中!」と見出しがあり、上記の呼びかけと共に「警察活動に万全を期するため、警察官も必要な体調管理に努めています」「今後とも警察活動に御理解と御協力をよろしくお願いします」とあります。

 こうした呼びかけは警察庁だけでなく、全国各地の県警が運用するXアカウントでも同様に行われており、いずれのポストにも「こんな当たり前の事をアナウンスしなければならないのは気の毒過ぎます」といった肯定的なコメントが寄せられています。

警察官の熱中症対策に理解を 警察庁が呼びかけ
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 この呼びかけの背景には、勤務中に水分補給などを行う警察官に対し、一部の市民から「不適切である」と苦情や指摘が過去にあったものと推察されます。

 たしかに勤務中の立ち振る舞いには気を付ける必要がありますが、過度に束縛されるものでもありません。警察官とて同じ人間なのですから、当然ながら適切な体調管理は重要。

 市民が安全に暮らせるのは、警察官らの日々の活動があってこそ。水分補給はもちろん、必要な熱中症対策グッズ等遠慮なく利用して欲しいですね。

<記事化協力>
警察庁公式Xアカウント(@NPA_KOHO)
※掲載画像は警察庁公式Xアカウントのスクリーンショットです。

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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