②ランクル”70”は乗り心地が悪い
ボディ骨格に乗用車と同じモノコックを使うトヨタ ハリアーなどのクロスオーバーSUVは、舗装路で優れた乗り心地を実現しています。
対してランクル”70”は、伝統のラダーフレームに、フロントが3リンクリジッドとコイルスプリング、リアはリジッドアクスルとリーフスプリングという構成。
日本発売に合わせて前後サスにチューニングが施されたということですが、都市型クロスオーバーSUVに比べると、揺れが大きく、乗り心地が良いとは言えません。
しかしランクル“70”の真骨頂は、未舗装路や砂漠といった悪路での高い走破性にあります。ですから、そういったシーンも考慮したサスペンションセッティングになっています。
これにより舗装路での乗り心地は、他のSUVにリードを許しますが、悪路における走破性では圧倒的な実力を発揮します。