目次
神戸だからできること
夜、その素敵さはさらにこうなる...
神戸だからできること
仕事関係ではなく友達の友達など15名でこられていたチームがありました。その中には、ずっと神戸という街を見続けて来られたという74歳の女性も。「初回から参加しています。神戸らしいということに、このホワイトディナーはまさにピッタリだと思うのね。コロナ前は居留地やメリケンパークなどでも開催されたけど、どの場所でも真っ白な情景で。暗くなってきたらもっと映えるの、灯りがともると幻想的でね。そういうことが表現できるのは神戸だからかなと、私は思います」と話してくれました。
さて、そろそろ乾杯のお時間です。この日イベントに参加されていた神戸市長の久元喜造さんが、ステージで「乾杯」とグラスを高らかに上げるといよいよパーティーが始まりました。総勢650名の一斉乾杯の凄さもさることながら、人々の笑顔しか見えないこの場の雰囲気が素敵すぎる。自分たちで準備した達成感もあるのでしょうね、皆さんホントに楽しそう。
海外の方の参加も多く、神戸に住まわれている外国人さんの多さもこの会場の様子に現れています。老若男女とにかく色んな人が参加しているこのパーティーを見ていると、神戸がどんな街なのかということを伺えますね。
ミュージシャンによる生演奏も、ステージでもあるのですが流しで会場内を演奏しながらまわるといったスタイルが面白い。会場の端っこからステージにたどり着くまで、とにかく会場中を音楽演奏しながら歩いて、ようやくステージへ。そこからは一気に音量アップでダンスタイムへと突入です。
夜、その素敵さはさらにこうなる...
気がつけば、辺りはどんどんと暗くなって夜がきました。これが建物内だったら空の明るさの変化などは気がつきませんが、徐々に空の色が変わっていく様子も野外ならでは。そしてテーブルを照らす照明が美しい時間帯となりました。
昼間とはまた違った雰囲気に、うっとりとしてしまいます。周りの高層ビルや街明かりと調和するような美しいディナー風景、まさに神戸ならではかも知れませんね。
DJタイムも始まり、大音量で音楽が聞こえてきました。ミュージシャンたちも質の高い音楽を聴かせてくれるホワイトディナー。装飾も、お料理も含めて色んなことがクオリティー高く表現されている様子に、ただただ感心するばかりです。参加者それぞれが主体となってイベント全体を作り上げていくというスタイルが、ホワイトディナーが持つ本当の面白い部分。今、神戸の街はとてもいい盛り上がりを見せていますよ。
<Aco106による会場内での流し演奏と各テーブルの様子>
神戸White Dinner ※開催場所は毎回変わります
- 会場:東遊園地
- 住所:兵庫県神戸市中央区加納町6丁目4 東遊園地
文・写真・Hinata J.Yoshioka/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介