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アルカトラズ上陸
最大の見どころ、セルハウスへ。日本語のオーディオガイドが臨場感たっぷり

アルカトラズ上陸

アルカトラズに上陸すると、まず係員から見学の流れについてレクチャーがあります。見学コースは来場者自身でまわることができますよ。ガイドマップ(1ドル)を販売するスタンドもあるので、購入すると便利です。自分のペースで興味のあるエリアをじっくり見られるのが嬉しいポイント。船を降りる時に、帰りの船の出発時刻表もチェックしておくと安心です。

【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<フェリーからアルカトラズ島へ。一番上に灯台とセルハウスが見える>、『たびこふれ』より引用)

見学のハイライトは、なんと言っても島の最上部にあるセルハウス(刑務所)。こちらを目指して、坂道をどんどん登っていきます。道の途中には、海の間際にそびえるように立つ監視塔や、看守たちやその家族が使ったレクリエーションホールの廃墟などが並んでおり、在りし日の監獄島に思いを馳せてしまいます。

【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<海を背景に立つ監視塔>、『たびこふれ』より引用)
【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<看守たちが使ったレクリエーションホール。ダンスフロアやジムがあった>、『たびこふれ』より引用)

最大の見どころ、セルハウスへ。日本語のオーディオガイドが臨場感たっぷり

一番上までのエリアまでたどりつくと、巨大な横長の鉄筋コンクリート建築が待っています。こちらが刑務所「セルハウス」。この島が軍の刑務所として使われていた頃、1909~12年にかけて建てられました。建設の労働力として使われたのは、なんと受刑者たち。1912年の完成時に最初の住人になったのは、彼ら自身だったそうです。皮肉な運命ですよね。

【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<最上部にそびえるセルハウス>、『たびこふれ』より引用)
【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<「ここに来ないことは犯罪だ!」というポスターを眺めながらセルハウスの中へ>、『たびこふれ』より引用)

屋内に入るとすぐに、囚人たちが使った広いシャワールームがあります。こちらはオーディオガイドを貸し出しする場所。職員さんが来場者ひとりひとりに、どの国から来たのか尋ねてくれます。「日本!」と答えたら、その場でオーディオガイドの設定を日本語に合わせて渡してくれましたよ。迅速です。

このオーディオガイド、単なる解説ではありません。アルファベットが割り振られた見どころポイントで、ある時は収監された囚人、またある時は刑務所の看守などの立場から、臨場感たっぷりにドラマ仕立ての解説をしてくれるのです。まるで映画!歴史的建造物をめぐるというだけでなく、エンタメとしてよく出来ています。これを日本語で聴けるのだからラッキーです。

【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<ずらりとシャワーヘッドが並ぶ囚人たちのシャワールーム>、『たびこふれ』より引用)
【アメリカ】サンフランシスコの脱出不可能な監獄島アルカトラズ!映画のようにドラマチックな島を満喫
(画像=<臨場感抜群のオーディオガイド。日本語に設定されています>、『たびこふれ』より引用)