【腕にフィットする快適な装着感】

【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

コンパクトな直径37mmに加えて、ラグの先端までの上下幅で約44mm、厚さ11.45mmと、全方位的にちょうど良いバランスに仕上げられており、人間工学に基づいたデザインにより、手首で軽快な装着感を実現している。

【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

肌にストレスを感じない柔らかい質感と適度な厚みを備えたNATOストラップも装着感は良好だったが、実際に装着して驚きを隠せなかったのがブレスレットモデル。削り出しのコマを組み合わせた3連のスタンダードな仕様だが、手首をしっかりホールドしてくれて、コマに重厚感があるので時計のヘッドとのバランスがとてもよろしい。

ここ数年でハミルトンは外装の品質を格段に高めているが、本作のブレスレットはコマとコマの間に程よい遊びを設けつつ、ガチャつきがないので手首に快適にフィットする。ケースとブレスレットを繋ぐフラッシュフィットの立て付けも隙間がなく良好で、ラグよりも少し内側からブレスレットが稼働するように設定されていることも、装着感を高めている要因と言えるだろう。

【総評:カーキ フィールド エクスペディション 37mm】

【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

“カーキ”シリーズから優れたタフネス性能などを引き継ぎつつ、両方向回転式のコンパスベゼルを備えるなど新機能も搭載。デザイン面でもミリタリーテイストを適度に受け継ぎつつ、汎用性の高いモダンでカジュアルなスタイルを確立し、アドベンチャーウオッチとしてだけでなく、タウンユースとしても決まる精悍なデザインが魅力となっている。

軍用時計の名手“ハミルトン”の力量が光る満足度の高い仕上がりと言えるだろう。最長80時間パワーリザーブ、10気圧防水と優れた実用性も魅力だ。

価格は37㎜も43㎜も共通となっており、この満足感の高い仕上がりで、NATOベルトモデルが14万6300円。ステンレススチールブレスレットモデルは16万5000円。10万円台で機械式の実用時計を探しているならば、絶対に選択肢に加えておきたいモデルと言えるだろう。実機を手に取って見れば、この時計の価格以上の仕上がりを実感してもらえるはずだ。

HAMILTON(ハミルトン)
カーキ フィールド エクスペディション 37mm(NATOベルト仕様)

【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=H70225931、『Watch LIFE NEWS』より引用)
【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=H70225930、『Watch LIFE NEWS』より引用)
【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=H70225940、『Watch LIFE NEWS』より引用)
【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=H70225910、『Watch LIFE NEWS』より引用)

■ともにSS(37mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.H-10)。各14万6300円

【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=グリーンテキスタイルのNATOベルトモデル。適度に厚みがあり柔らかい質感のため装着感良好。、『Watch LIFE NEWS』より引用)
【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=コンパスベゼルの立体的な造形が陰影を生み出し、個性と高級感を加えている。、『Watch LIFE NEWS』より引用)
【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
(画像=少し大きめのネジ込み式リューズ。操作性の高さに加えて、デザイン的なアクセントにもなっている。、『Watch LIFE NEWS』より引用)