■全身麻痺で死亡に至る
心肺停止状態になったゴメスさんは、生命維持装置により延命措置が施されたが、全身が中毒麻痺を起こしたまま35日後に亡くなった。一方で、重篤な状態だった友人は一命は取りとめたが、脚に問題を抱えているという。
アメリカ食品医薬品局は、毒性の魚を食した場合、多くは20分~2時間以内に初期症状である唇や口の中にしびれを感じ始めるという。続いてめまいに襲われ、体のバランスを失ったり、会話が困難になったりする症状を起こす。ひどい下痢や吐き気をもよおし、重篤に陥ると呼吸麻痺から死亡に至ると説明した。
日本では、フグは毒性のある魚でありながら珍味として珍重されてきた。年間平均50件ほどのフグ中毒による死亡者が報告されているものの、これらの大半は免許を持たない素人によりさばかれたケースだという。
(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)
提供元・Sirabee
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