■ KADOKAWAの警告と呼びかけ

 KADOKAWAは7月5日のリリースで、流出情報の拡散がさらなる被害や類似犯罪の増加を招く恐れがあると警告し、漏えい情報の拡散をやめるよう強く呼びかけています。

KADOKAWAが漏えい情報の拡散⾏為に警告 悪質な情報拡散には法的措置も
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 また、悪質な情報拡散者には法的措置を講じる意志を示しています。さらに、流出情報が正確かどうかの検証が進行中であり、フェイクや捏造情報である可能性も指摘しています。

 そもそも、ハッカー集団が用意したファイルをダウンロードし、開く行為は危険でしかありません。マルウェアが仕込まれていた場合、二次的三次的に被害が広がる危険性を持っています。

 ダークウェブへのアクセスはもちろんのこと、流出した個人情報をネット上に投稿することや、SNSにおけるリポスト・引用リポストを含めた拡散行為は、絶対に行わないようにしましょう。

 KADOKAWAでは情報漏えいに関する問い合わせ窓口、「クリエイター、取引先、ユーザーの方」「学校法人角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者の方」も公開。「ご連絡の際には、どの場所で、どの情報が、どのように公開されていたかの詳細を具体的にお知らせいただけますようお願い申し上げます」と呼びかけられています。

<参考・引用>
【公式】KADOKAWA広報(@KADOKAWA_corp)
※掲載画像はKADOKAWA広報公式Xアカウントのスクリーンショットです。

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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