反省点

今回初めてペレットをエサにしたズボ釣りに挑戦したが、予想以上に様々な魚がヒットした事に驚いた。やはり養殖筏に着いたおこぼれを狙う魚にはいいエサなのだろう。

反省点として、欲張って出したノマセがグレの寄りを悪くしていたと思われる。エサのアジが暴れウツボなどの肉食魚がいれば当然だろう。ズボ釣りを手持ちにしてわかったのが、アタリは非常に繊細で手で感じても掛けれないアタリも多数あった。最初から手持ちで集中していればもう少し釣果を伸ばせたと思う。

服装も失敗

天気予報を過信してカッパを着て行かなかったのも失敗だ。撥水ジャケットは着ていたが、午前中から本降りになり、下船する頃にはびしょ濡れになってしまった。

カッパはとりあえず着ていき、カセで脱げばいいと痛感した。なお、天候に関わらず安全のためライフジャケットは必ず着用して頂きたい。

釣果レシピに舌鼓

翌日、今回釣ったシマアジはお刺身となめろうにしたがどちらも絶品。天然シマアジは市場価格も高く釣り人の特権だ。ヒブダイは皮は湯引きしてお刺身にした。独特の食感でポン酢が合う。残りは唐揚げでこちらも美味しく頂いた。外道扱いされるサンノジも下処理をする事で美味しく頂ける。お刺身は甘味が強く濃いめの醤油が合う。

ペレットでグレ狙うご当地釣法『ペレグレ』初挑戦で50cm級シマアジ手中【和歌山】シマアジのお刺身となめろう(提供:TSURINEWSライター稲垣順也)

カワハギは身は夏が旬で肝は小さいが肝合えにした。こちらも絶品である。釣りのポテンシャルも高いが味のポテンシャルも高い串本のカセ。次回は本命グレを釣って味わってみたいものだ。

ペレットでグレ狙うご当地釣法『ペレグレ』初挑戦で50cm級シマアジ手中【和歌山】ヘダイ、ブダイ、サンノジのお刺身盛り合わせ(提供:TSURINEWSライター稲垣順也)

<稲垣順也/TSURINEWSライター>