映画やゲームなどで人気のゾンビは、何らかの理由で蘇った死体として描かれる。一方、「ゾンビパウダー」と呼ばれる毒物が実在したともいわれる。生きている人間にゾンビパウダーを使用すると、その人間は仮死状態になり、他者の言いなりになる奴隷と化すそうだ。ゾンビパウダーの真偽はさておき、これよりも恐ろしい「ゾンビドラッグ」が存在する。
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ドラッグによってゾンビ化した人々
ドラッグは、使用者の中枢神経に作用して幻覚などを引き起こし、狂暴化させたり無気力にしたりする。この事例として、海外の動画共有サイト「TheWorldWatch」で公開された動画を紹介しよう。米国で撮影された動画のタイトルは「合成麻薬はあなたをゾンビに変える可能性があります」だ。
男性が全身泥まみれになりながら悶えている。現場に駆けつけた警官が、住民らの話を聞きながら、男性の様子を観察する。手袋をはめ、男性の持っていたバッグの中身を確認する。その後、数人で男性を取り押さえて話しかけるが、らちが明かないようだ。男性をこの場から連れ出す準備が行われるのだった。
YouTubeにも似たような動画があり、ドラッグで精神に異常をきたした女性が叫びながら奇妙な動きをしている様子を映している。
このように人間をゾンビのような状態にするドラッグは「ゾンビドラッグ」と呼ばれ、世界各国で蔓延しつつある。