32cmキジハタ登場
引き続き、不思議な潮目へキャストして、今度はテンションフォールで、ボトムを取り、リトリーブして誘うアクションへ変更します。勿論、リトリーブには、止めて食わせのタイミングを入れるストップ&ゴーを組み合わせます。
すると、小さな反響音が手元に伝わります。すかさず合わせを入れると……。アジングタックルでは、厳しいどころの騒ぎでは無い走りです!ロッドのグリップエンドを、腰へ当てるファイティングポーズで耐えるばかりです。「根に入られたら困る!」と思い、必死でゴリ巻きします。「もう、ロッドは折れても仕方ない」と、腹を括ってなんとか浮かせると……。
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なんと!32cmのキジハタです。コレはビックリでした。もの凄く丸々としており、サイズには無いパワーがあり、まさに「ゴリマッチョ」。
ガシラとキジハタが釣れ続く
その後も、リリースサイズのガシラとキジハタが、爆釣する状況が続きます。時間はまだまだありましたが、キープサイズも十分に確保出来た為、これをラスト一投にしようと心に決めて、「不思議な潮目」へキャストします。
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嬉しいことに、またも30cmのキジハタが登場してくれました。流石に釣り過ぎと感じ、罪悪感も両肩へ重くのしかかって来たので、アングラーズ・マナーに則り、潮時を悟りながら、海の恵みに感謝しての納竿としました。
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好釣果に恵まれた釣行になった
今回は、幸運に幸運が重なり、釣具と天候に恵まれたかつて無い釣果となりました。
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また、フィールドへエントリーしたタイミングも良く、季節的にもベイトが小魚だった様で、「マッチ・ザ・ベイト」を演出して、狙った釣果が得られたことは、アングラーとして嬉しい限りです。また、このフィールドは、幼少期に父と訪れていた大切な場所でしたので、久しぶりに訪れる事が出来て、心のリフレッシュも叶った素晴らしい大満足の釣行となりました。
皆さんも、幼少期に両親に連れられて訪れたフィールドへ、今一度、通ってみては、いかがでしょうか。きっと、ハッピーな出来事が起こると思います。
<松永一幸/TSURINEWSライター>