高活性で連続ヒット
潮目が目の前に形成された好条件の為、キャストミスさえしなければ、特別にアクションを入れることも無く、潮流の中をドリフトさせてるだけで、魚からリアクションが来るフィーバー状態です。ガシラも本気モードのようで、サイズも上がってきました。しかし、残念ながらまだまだリリースサイズ。
リリースサイズのガシラ（提供：TSURINEWSライター松永一幸）もう、何度もヒット&リリースをしたかわからない程の高活性ぶりに、筆者としては脱帽レベルです。
本命キジハタの登場
潮目も少しずつ変化していき、下げ潮へ切り替わってから、15分程過ぎた頃でしょうか……。潮目が八の字になり不思議な状況へ。
そこで、複雑な流れになっていると予測し、リグをミドルゲーム専用へ変更し、重さを7gに設定しました。理由としては、流れに負け、ルアーが沖へ流されていた事もあり、ボトムまで探ることが難しいと判断したからです。
ルアー変更後、八の字の潮目へキャストしてみると、やはり複雑な流れになっており、さっきまでのドリフトで誘う方法が難しい状況だった為、潮流の緩んでいるポイントを探り、一旦はボトムをとり、立ち上げて、レンジを刻んでいく「巻き」の釣りで誘うことにします。すると、ちょっと激しめの反響音が手元に伝わります。
本命の登場（提供：TSURINEWSライター松永一幸）ヒットです！かなりトルクフルな走りで、「ガシラのキャッチサイズがとうとう来たのか？」と、少し気を引き締めて寄せてみると……。本命のキジハタが浮いて来ました。ガシラとは違い、トルクが桁違いな訳です。可愛いサイズですが、グルーパー族は侮れませんね。勿論、優しくリリースします。
クリアイワシにカラーチェンジ
本命が顔を出したこともあり、本気モード突入の筆者。更に、不思議な潮目を狙っていきます。
ここで、ワームカラーをクリアイワシへ変更します。理由としては、他のチャートイエローとギラギラベイトのカラーと違い、このカラーはソフトマテリアルで形成されており、一気に口に入れられることで、良型の微かなアタリを増幅させる目的も含めて選びました。
クリアイワシに変更して尚爆釣（提供：TSURINEWSライター松永一幸）大本命キジハタの連続ヒット
すると、今度はアクションを加える前から激しいアタリです。ちょっと……やり取りが厳しい感じです。アジングロッドがまるで熱した飴細工の様に曲がってます。トルクが桁違いの突っ込みです。更に、ドラグが止まりません。止むを得ずドラグを強めに調整し、ゴリ巻きで対応します。
やっとの思いで浮かせると、本命のキジハタです。サイズは20cmと、ギリギリですがコレもリリースサイズです。それにしても、アジングタックルなのを忘れていました。ドラグ調整が緩いはずです。ターゲットを変える際は、ドラグ調整は確認しておくべきでした……。
