セミナーや講座の集客は大変。そう感じる人も多いだろう。しかし実は「継続型」の講座を作れば集客の手間と労力は1/12になる。
そう語るのは現役会社員・副業講師の滝川徹氏。今回は、滝川氏の著書『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法』より、手間と労力をかけずに集客する方法について、再構成してお届けします。
集客のストレスをいかに減らすかセミナー講師を続ける秘訣は何か。そう聞かれれば、私は「いかにラクに続けられる仕組みを整えられるか」と答えます。
主なポイントは2つです。一つは集客ロード(手間と労力)を極限まで減らすこと。もう一つは、セミナーの準備にかけるロードをどれだけ減らせるかです。この記事では集客ロードを中心にお話しします。
なぜ集客ロードを極限まで減らすことが大切なのか。それは、セミナー講師で一番大変なのは集客だからです。
集客の難点は、セミナーを開催する心理的ハードルがものすごく高くなることです。告知ページを作る手間はもちろんですが、それ以上に問題なのが人が思うように集まらない時です。
そうなると「自分は人気がないのかなぁ」「自分には価値がないんだ」などとネガティヴな感情に襲われます。誰でもこうした感情とは向き合いたくない。多くの人がセミナー講師を続けられない理由がここにあります。
経験を積めば、人が集まらなくて当たり前であること、そのことと自分の価値は全く別だということはわかってきます。しかし場数を踏まないと、なかなかこのことが腑に落ちません。セミナーを開くことがしんどいと感じてしまうのです。イヤな気持ちを味わいたくないからです。
だからこそ、こうした気持ちをできる限り感じずにすむ仕組みを作ることが大切です。そうして私がたどりついたのが「継続型セミナーを作る」ことでした。どういうことか、説明していきましょう。