室内の静粛性がアップ。高級感も向上した
試乗して最初に感じたのは、室内の静粛性の向上です。
従来型に比べると、モーターで走行する領域が増え、エンジンが仕事をする割合が非常に少なくなっているように感じました。またエンジンがかかったときの音や振動が抑えられているあたりは、質感が向上したと言えるでしょう。
さらに装着されている横浜ゴムのアドバンdB(デジベル)というタイヤもロードノイズを抑えているので、走行中でもドライバーと3列目シートで会話ができます。
カーブを曲がる際のクルマの傾きも少なく、路面からの衝撃も抑えられています。この動きは、ほかの国産ミニバンとは一線を画すもの。低床設計の面目躍如と言ったところでしょうか。
スポーツカーとは言いませんが、発進加速やコーナリングなども、ドライバーの要求どおりに動いてくれる印象で、運転するのが楽しくなります。オデッセイにかぎっては、“ミニバンは運転が退屈”という評価は当てはまりません。
電動調整機能ついた本革シートの2列目も、改良前のモデルで感じた路面からの衝撃が抑えられて、乗り心地が大幅に改善されています。
乗員の使いやすい位置のテーブルやUSBジャックなど利便性も向上し、プレミアムミニバンに相応しい上質な印象を強めています。
生産国の違いによるネガなどは感じられなかったどころか、むしろ熟成が進み魅力がさらにアップしたオデッセイ。
2.0Lエンジンベースのハイブリッドやそれによる低燃費など、ミドルクラスのミニバンを狙っている人にもおすすめできる1台です。
提供元・車選びドットコムマガジン
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