目立つ変更点は新デザインのフロントグリルぐらい。目立たないところで進化している
エクステリアはフロントまわりを中心に手がくわえられました。
新デザインのフロントグリルは、開口部を拡大してワイド感を強調するとともに、水平基調の5本メッキバーに突起状のデザインを組み合わせることで高級感をアップ。あわせてエンブレムを前方に配置することで迫力と重厚感をプラスしています。
さらに「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」には、ブラッククロームメッキのフロントグリル、ブラックスモークレンズのリアコンビランプ、フォーマルブラックのドアミラー、マットベルリナブラックで塗装された18インチアルミホイールなどが追加され、洗練された高級感を演出しています。
インテリアは、運転席8ウェイ、助手席4ウェイのパワーシート、シートヒーター(前席&2列目)、2列目のオットマン付き4ウェイパワーシートとセンターテーブル、USBチャージャー(Type-C×2)が標準装備。オプションのナビゲーションは11.4インチに大型化されました。
最上級に位置する「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」は、さらに本革シート、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、ワイヤレス充電器、トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコン、ブラックのルーフ/ピラーライニング、ピアノブラックの加飾を施した本革巻きステリング、インストルメントパネルやドアの黒木目調パネルなどの採用によって質感を高めています。
搭載されるパワートレインは、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンに駆動・発電それぞれのモーターを組み合わせるハイブリッドシステムの「e:HEV」です。
エンジン、モーターのスペックは、エンジンの最高出力107kW(145ps)と最大トルク175Nm。モーターの最高出力135kW(184ps)と最大トルク315Nmは、従来型と同じ数値ですが、エンジンがLFA型からLFB11型になり、最大トルクの発生回転数が4,000rpmから3,500rpmに下がり、より実用的になりました。
WLTCモード燃費は、従来型の19.8km/Lに対して改良後は19.6km/Lとわずかながらダウンしています。