GRヤリスよりもパワフルなエンジン
搭載された1.6L直列3気筒ターボエンジンは、高出力化を目指し、エンジンの排気効率を向上。バルブ付き3本出しマフラーを採用することにより、排圧低減と消音性能を両立しています。
最高出力224kW(304PS)/6,500rpm、最大トルク370Nm/3,000~5,550rpmというスペックで、従来型GRヤリスに比べて、24kW高出力(GRヤリスは200kW/6,500rpm)で、最大トルクは発生回転数がワイド(GRヤリスは370Nm/3,000~4,600rpm)になっています。
ちなみにRZ“MORIZO Edition”では、最大トルクが400Nmまで向上。こちらは進化型GRヤリスと同じスペックです。
6速MTにはショートストロークのシフトレバーを採用。ステアリングから自然に腕を下した位置に配置することで素早いシフト操作を可能にしています。
駆動方式は、電子式多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」で、4WDモードセレクトスイッチにより、前後トルク配分を「前60:後40」「前30:後70」「(TRACK)前50:後50」の3つから選択することが可能。
足まわりは、ブッシュのピロボール化、スプリング、アブソーバー、アライメントの最適化にも取り組み、GR-FOURの駆動力配分を余すところなく路面に伝達。圧倒的な旋回性能を実現します。
さらにアクセル応答性やステアリング、エアコンの効きまで制御するドライブモードセレクトを用意して、ドライバーの好みや走行環境に応じて選択ができるようになっています。