足を伸ばしてオフロードへ
独自のストラップも使いやすい
富士山周辺のワインディングを楽しんだ後は山を下り、市街地を経由してから静岡東部のダートへ。新緑の眩しい森の中をつぐみさんとCRFは軽快に走行。つぐみさんは身長158cmの華奢なライダーですが、足つきの良くないCRFをサラッと乗りこなします。
停車時には腰を大きくずらして、足つきを確保しながら、走り出しにひょいっとシートにまたがり、停車する直前には再び腰をひょいっとずらして足をつく……そんな一連の動作も超スムース。学生時代に陸上部でならしたその身のこなしは、オフロードライディングにも活かされているようです。
こういった撮影の際に、モデルさんに指定した場所を何度も走ってもらったり、ヘルメットを脱いだオフショットを撮らせてもらったりと、撮影班があれこれと指示を出すことも多く、モデルのライダーさんの運動量は意外にハードだったりしますし、ヘルメットをかぶったり脱いだりする回数も多くなります。そんな中でもエクスプローラーFの機能的なベンチレーションはとても快適だったようです。また、マグネットを使用した独自構造のストラップもかなり使いやすかった印象。
エクスプローラーFのストラップは、金具を差し込んでから最後にマグネットを折り返すように貼り付けてロックするタイプ。見た目以上にかなりがっちりと留めることができます。でも、ストラップ本体はヘルメット内装同様に肌触りのなめらかなベルトに組み合わされているので、首周りのお肌にもやさしいつくりなのです。
便利なインナーバイザーも装備!
LS2エクスプローラーFはオンロードからオフロードまで使えるオールマイティなヘルメット。充実のベンチレーションもさることながら、インナーバイザーも装備していることも特徴のひとつです。開閉はヘルメット左側下部のトリムに設置されたスライダーでおこないます。
スライダーを後ろにずらすとインナーバイザーが降りてきます。インナーバイザーを収納するときは、スライダーを前にずらすだけ。ベンチレーション同様に軽い操作で開閉できるので使い勝手に優れています。
写真右がインナーバイザーを下ろした状態。顔の半分近くまでカバーするので真夏の陽射しでも暑さを和らげながら視界を確保できます。ちなみに、純正のクリアシールドもUVを94%カットする高機能な素材を使用しているので、日焼けが心配な方でも安心です。もちろん、LS2では豊富なオプションシールドを用意しているので、スモークからミラーまで様々なカラーを選ぶことができます。
純正シールドはロック機構付きで、チンガード上部のボタンを押すだけでロックが解除できます。走行中や休憩中にシールドを開けたいときもワンタッチ。また、シールドを上げた状態でLS2の純正オプションのゴーグルを使用すると、本格的なオフロードヘルメットとしても使用できます。