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ハッチバックタイプの車のラゲッジスペースに装着されている“トノカバー”

ハッチバックタイプの車のラゲッジスペースに装着されている“トノカバー”

「茂みに投げるのが英国式?」“トノカバー”って正直必要?装着するメリットと意外と知られていない使い方
(画像=『MOBY』より 引用)

ハッチバックやステーションワゴンなどリアガラスの角度が寝ている車のラゲッジスペースには、多くの車で“トノカバー”が装備として用意されています。このカバーは、車内の荷物を隠すためのカーテンやシェードのような役割を果たすものです。

外から車内を覗き込まれたときに荷物を見えなくすることで、荷物狙いの車上荒らしといった被害のリスクを軽減します。プライバシーの保護にも役立ち、駐車中に、トランクスペースに置いた荷物から性別や居住地などが知られることを防ぐ効果もあります。

また、トノカバーは車内の見た目を整える役割も担っています。ラゲッジスペースに置かれた荷物が外から見えないことで、車内が整理されて見える効果があります。これにより、車の内装がすっきりとした印象を与えることができます。特に、家族や友人を乗せる際には、車内が整然としていることが重要です。

さらに、トノカバーを装着することで荷物を直射日光から守ることも可能です。直射日光にあてたくない食材などを運ぶときにもトノカバーは役に立ちます。

トノカバーにはいくつか種類があり、リアガラスの角度が寝ている車以外にもトラックやオープンカーにも装着される場合があります。それらと区別するため、リアガラスの角度が寝ている車では「パーセルカバー」や「トノボード」といった呼称を使用される場合もあります。