TNGA化され、パワーユニットと先進安全装備などをアップデートしたハリアー

いま300万円で狙うなら、先代レクサス NX or 現行トヨタ ハリアー。賢いのはどちら?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

現行トヨタ ハリアー(80系)は、全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmで、ホイールベース2,690mm。最小回転半径は5.5m〜5.7mです。

初代NXは、全幅1,845mmですので幅1850mm以下の機械式の立体駐車場などにも入庫できますが、現行ハリアーは、わずか10mmワイドなだけでマンションなど規定が厳格なケースでは駐車できない可能性があります。

取り回しの良さも重視するのであれば、大差ではないものの、よりコンパクトな初代NXに軍配が上がります。

ただし現行ハリアーは、TNGA化により先進安全装備の搭載などだけでなく、ボディの高剛性化と低重心化が図られるとともに、パワーユニットも一新されました。

最新の2.0L NAダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTが採用され、2.5L+モーターのハイブリッド「THSⅡ」も最新世代です。

両パワーユニットともに2WD、4WD(ハイブリッド車はE-Four)を設定しています。

先進安全装備は、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えた衝突被害軽減ブレーキをはじめ、駐車時など低速域での衝突被害軽減を図る「インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ(静止物)」が採用されるなど、先代NXよりもひと世代新しくなっています。

そのほか、前後方向映像を録画可能なデジタルインナーミラーがトヨタ車で初採用されたほか、ハイブリッド車にはアクセサリーコンセント(AC100V/1500W)を設定。

また、コネクティビティも新しく「T-Connect SD ナビゲーションシステム」は、12.3インチTFTタッチワイドディスプレイが採用されています。