目次
海上保安官になるには?
海上保安庁が保有する船艇・航空機
海上保安官になるには?
海上保安大学校、海上保安学校という選択肢があります。
海上保安官には、巡視船艇での勤務などの海上勤務だけでなく、本庁や管区本部などでの陸上における勤務や海外での勤務など、様々な活躍の場があります。このような舞台で活躍する海上保安官には、幅広い知識や技能だけでなく、特殊な業務を行うための専門的な能力も求められるため、海上保安官を養成するための教育機関での学びが必要となります。
なお、海上保安大学校や海上保安学校に入学と同時に国家公務員としての身分が与えられ、海上保安大学校および海上保安学校に在学中は給与が支給されています。
海上保安大学校(広島県呉市):幹部海上保安官になる
- 本科:受験資格は高校卒業後2年未満まで。期間は4年9ヵ月間です。給与は毎月約15万円。
- 初任科:受験資格は大学卒業後30歳未満まで。期間は2年間です。給与は毎月約18万円。
海上保安学校(京都府舞鶴市):現場第一線の海上保安官になる
- 受験資格は高校卒業後12年未満まで。期間は1~2年間です。※海上保安大学校、海上保安学校共に全寮制です。
海上保安庁が保有する船艇・航空機
船艇(2024年4月1日現在)475隻

(画像=『たびこふれ』より引用)
<写真は石垣港で撮影したPL型「あぐに」>
■巡視船:146隻
- PLH型(ヘリコプター搭載型):20隻
- PL型(3,500トン型):55隻
- PM型(500トン型):35隻
- PS型(180トン型):35隻
- FL型:1隻
■巡視艇:239隻
- PC型(30メートル型):70隻
- CL型(20メートル型):169隻
●特殊警備救難艇:67隻
- 放射能調査艇:3隻
- 警備艇:2隻
- 監視取締艇:62隻
■測量船:15隻
- HL型:7隻
- HS型:8隻
■灯台見回り船:5隻
- LM型:2隻
- LS型:3隻
■教育業務用船:3隻
航空機(2024年4月1日現在)97機

(画像=『たびこふれ』より引用)
■航空機:34機
- ガルフV:2機
- ファルコン2000:6機
- ボンバル300:8機
- サーブ340:4機
- ビーチ350:10機
- セスナ172:4機
■無操縦者航空機(リース):3機
- シーガーディアン:3機
■ヘリコプター:60機
- スーパーピューマ225:15機
- スーパーピューマ332:2機
- アグスタ139:21機
- シコルスキー76C:2機
- シコルスキー76D:13機
- ベル412:3機
- ベル505:4機