■質問③
「質問②で選んだ売却場所で、どれぐらいの売却金額あるいは処分費用を期待しますか?売却できると思う場合は +○○円、処分費用が必要だと思う場合は -○○円 とお答えください。」
「質問②で選んだ売却場所で、どれぐらいの売却金額あるいは処分費用を期待しますか?売却できると思う場合は +○○円、処分費用が必要だと思う場合は -○○円 とお答えください。」
全体の平均値:+3.91万円
0~+5万円という結果が全回答の圧倒的多数(全体200人中、125人、62.5%)となっており、ほとんどの人が、20年落ち、30万㎞のハイエースバンは廃車であると認識している事が良く分かります。
質問②で多くの人が、廃車と認識しているにも関わらず、その売却先を大手の買取専門店としていると考察しましたが、質問③において、全体の平均値が約+3.9万円であることが、まさにその根拠となっている事が良く分かります。
実際に、「廃車買取」とネット検索すると、廃車買取業者の排気量別の買取価格表を見る事ができます。ハイエースバンの排気量は、2000㏄~3000㏄となっており、廃車買取業者の価格表を参照すれば、実際に廃車買取業者に引き取りを依頼した場合は、最低でも5万円、高いところでは8万円前後で売却できることが予想されます。
価格表通り、直接廃車買取専門店に行けば、一般ユーザーが想像する2倍近くの値段で売却できるにもかかわらず、多くの人は大手の買取専門店選ぶという点で、いかに消費者の中で、買取専門店に対する期待が大きいかが、よくわかるアンケート結果となりました。
実は、今回具体例で使用した20年落ち、30万㎞のハイエースバンは、実際にはかなり特別な車であり、業者間の卸売り市場においては、概ね25万円~60万円の間で取引されています。
一般ユーザーから見れば誰がどう見ても廃車になるハイエースバンが業者間の取引ではこのような高額になる理由は、やはり『輸出』にあります。
中古車業者は、ハイエースバンが古くなっても海外に需要がある事を知っているため、業者間の卸売り市場において、高値で取引される事を知っています。
この両者のイメージのギャップは、この質問③においても、数値としてはっきりとした違いを示した結果となりました。
会社名:株式会社Direct Stock Japan
所在地:大阪府高槻市柱本1-1-8
代表者:代表取締役 山本剛
設立:2018年12月17日
URL:https://directstock.co.jp/
業務内容:中古車買取、輸出、メディア運営
公的資格:古物売買許可証番号 622032304053
日本自動車購入協会(JPUC)正式加盟店:約款21KH10053