共同設立者2人は延世大学の同期
Neubilityは、延世大学の同級生だったAndrew Less氏とKeehyuk Kang氏によって2017年に設立されたスタートアップだ。ソウル大・高麗大と並ぶ韓国最難関大学でLee氏は天文宇宙学、Kang氏は電気電子工学科をそれぞれ専攻した。
ロボット工学と宇宙工学分野での経験とスキルを誇るCEOのLee氏は、2021年にForbes誌の「30 UNDER 30」の1人にも選ばれている。Neubilityの社員数は100人を超えたところで平均年齢は31.1歳。社員の約65%をエンジニアが占めているとのことだ。
2022年と2023年には「KOREA AI STARTUP」の100社に2年連続で選ばれたほか、2023年1月のCESではInnovation Awardに輝くなど、国内外で技術力が認められてきた同社。2024年4月にSouth Florida Security (SFS) Groupと共同でフロリダでの概念実証プロジェクトを開始している。企業ミッションとして「都市の歩道のオートメーション」を掲げているが、ゴルフ場やキャンプ場での運用例を考えると、地方のシチュエーションでも活躍しそうだ。身近でNeubieに遭遇できる日を楽しみに待ちたい。
(取材/文・Techable編集部)