■ 出来上がりは本物の幼虫にそっくり……!でも味はさわやか
時間が来たので冷蔵庫から取り出し、幼虫ゼリーを皿に取り出すと……うっ、リアル。虫が苦手な方が見たら、おそらく悲鳴を上げてしまうくらいに本物そっくりです。
上級編のほうも、どうやらうまくいったもよう。足や気門にきれいに色が乗り、より本物のカブトムシの幼虫に近くなっていますね。いずれにせよ、かなり強烈な見た目であることには間違いありません。
さて、気になるお味の方はというと……コーラとヨーグルトソーダが混ざりあい、実にさわやか。流動性が高く、トロッとジュレのような食感です。この手の作る系のお菓子は味がイマイチなこともありますが、これならばきっとお子さんも喜ぶでしょう……外見さえ気にしなければ。
■ 「世界の異文化に触れるきっかけになれば」企画担当者が語る開発経緯
それにしても、いったいなぜ幼虫のゼリーなんてものが開発されたのでしょうか。商品の企画担当者によると、自身が小学生の頃に抱いていた「知的好奇心」を叶えた商品なのだそう。
興味を抱くきっかけは、小学生の頃にテレビでみた、海外の先住民がおいしそうに虫の幼虫を食べているシーン。当時カブトムシが好きだった担当者はこれに好奇心を刺激され、「カブトムシの幼虫も美味しいのだろうか……」と、気になって仕方なくなったそうです。
それから時は流れ、大人になって小学生以来のカブトムシ採りに行ったときのこと。当時の記憶がぶわっと蘇ったそうです。同時に湧き上がったのが、当時叶えることが出来なかった夢を叶え、多くの人に幼虫を食べる疑似体験を提供できる商品を作りたいという閃き。その結果完成したのがこの「つくってたべよう!幼虫3Dゼリー」だったそうです。
商品の発売に際し「虫好きな子どもから大人まではもちろん、虫が苦手な方にもぜひ一度試していただきたい商品です」と担当者。もしかするとこれを食べたお子さんがお菓子をきっかけに異文化に興味を持ち、広い世界に目を向けるきっかけになる……かもしれませんね。
<記事化協力>
名糖産業株式会社
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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