目次
駐車禁止の範囲を指定する補助標識とは
駐車禁止違反したときの罰金・違反点数は?
駐車禁止の範囲を指定する補助標識とは
補助標識とは、標識の下に付けられる小さな標識のことで、駐車禁止の適用範囲や条件を示します。
補助標識には、矢印と時間による範囲の指定などがあります。
矢印による範囲の指定
駐車禁止や駐停車禁止の標識の下に、矢印で範囲が指定されていることがあります。矢印の読み方は他の標識と同じで、右向きは禁止区域のはじまり、左向きは禁止区域の終わりを示します。
なお、両向きの矢印は区間内であることを示しており、まだ規制がかかっている道路のため必ず覚えておきましょう。
時間による指定
駐車禁止や駐停車禁止の標識の下に時間帯が記されている補助標識もあります。たとえば、「8時から20時まで」の補助標識がある場合は、午前8時から午後8時までの間は駐車禁止です。ただし、それ以外の時間は駐車禁止ではありません。
また、時間が記された補助標識に、さらに別の記載がある場合はその内容によって駐車禁止の条件が変わります。「土日祝日除く」という記載がある場合は、土曜日・日曜日、祝日は駐車禁止ではありませんが、平日は駐車禁止となります。
駐車禁止違反したときの罰金・違反点数は?
駐車禁止(駐停車禁止)により、警察官や駐車禁止監視員から取り締まりを受けると、反則金に加えて運転免許への違反点数も科せられます。
この項目では、3つのケースにわけて、反則金の金額や違反点数をピックアップしてみました。
時間制限駐車区間以外での違反による反則金
時間制限駐車区間以外で、駐車・駐停車禁止の違反を犯すと、以下の反則金支払い義務や違反点数が科せられます。
時間制限駐車区間での違反による反則金
時間制限駐車区間で、駐車・駐停車禁止の違反を犯すと、以下の反則金支払い義務や違反点数が科せられます。
また、「指定部分・方法に従わない」ケースでは、より反則金が厳しくなります。
一般車両の高齢運転者等時間制限駐車区間での違反による反則金
一般車両の「高齢運転者時間制限駐車区間」で駐車・駐停車禁止の違反を犯すと、以下の反則金支払い義務や違反点数が科せられます。
こちらは、「指定部分」もしくは「指定部分以外」で金額が異なります。
指定部分
指定部分以外
駐車違反により免許へ加算される違反点数
駐車違反により、運転免許に科せられる違反点数は以下のとおりです。
駐車および駐停車によって点数に若干の違いがあることを留意してください。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
【関連記事】
・【新車情報カレンダー 2021~2022年】新型車デビュー・フルモデルチェンジ予想&リーク&スクープ
・運転免許証で学科試験の点数がバレる?意外と知らない免許証の見方
・今一番危険な車両盗難手口・CANインベーダーとは?仕組みと対策方法
・SNSで話題になった”渋滞吸収車”とは?迷惑運転かと思いきや「上級者だ」と絶賛
・トヨタ 次期型ノア&ヴォクシーに関する最新リーク情報すべて