スマート気象気球のナビにWeatherMeshを活用

WeatherMeshのAI基盤は、膨大なトレーニングデータとライブ入力データの両方を大規模に処理することが可能。スマート気象気球を通じて取得された温度、風速と風向、気圧、湿度のリアルタイム測定値を含む、WindBorne Systems独自の大気データも活用している。

WeatherMeshは現在、独立して訓練された2つのプロセッサ(1つは1時間のタイムステップ、もう1つは6時間のタイムステップ)を使用。この組み合わせにより、1時間ごとの解像度で任意の長さの予報を生成できる。

Image Credit:WindBorne Systems

スマート気象気球のナビゲートにも使用しており、運用の際は予報をつなげて1週間先までの予報を作成しているという。

このように、リアルタイムの天気予報を提案するWeatherMeshは、公的機関のほか、運輸・物流、農業、航空、旅行、イベント、公共事業、保険、エネルギー・グリッド運用などの業界における商業的応用を実現し、1000億ドル規模に拡大する予測市場の一翼を担うと期待されている。

参考・引用元:WindBorne Systems

(文・たに おさむ)