自らの命を懸けてガザ紛争に抗議する人々
2023年10月、イスラム原理主義組織「ハマス」がイスラエル領内にミサイルを撃ち込むと同時に、戦闘員を侵入させて民間人を殺害・拉致した。これに対してイスラエルが軍を動員して反撃したことで、ガザ紛争が勃発した。当時ブッシュネルさんはまだ軍に所属していた。一方で、強い親パレスチナの考えを持ち、地元の活動家団体と関わりを持っていたという。
ガザ紛争に抗議するための焼身自殺はブッシュネルさんが最初ではない。2023年12月には、ジョージア州アトランタにあるイスラエル総領事館前で、女性が焼身自殺をはかった。女性は一命を取り留めたが、全身にⅢ度の火傷を負い、重篤な状態で入院した。総領事館の警備員として働いていた61歳の退役軍人は、女性を救おうとした際に重度の火傷を負った。
ガザ紛争が長期化し、死傷者も増えていく状況下で、イスラエルを軍事的に支援する米国内では反発する声も上がっている。ブッシュネルさんの死が全世界に報じられたことで、同様の抗議活動が世界各地で発生する可能性もある。紛争は世界中の人々の人生を大きく変えてしまうのだ。
参考:「New York Magazine」、「BBC」、ほか
文=標葉実則
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提供元・TOCANA
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