マンチェスター・ユナイテッド×ザ・ストーン・ローゼズ
マンチェスター・ユナイテッドも2023/24シーズンに音楽界とのコラボレーションを実現させたクラブの一つだ。イングランドのマンチェスターに本拠地を構えるユナイテッドは、同じくマンチェスター出身のロックバンド、ザ・ストーン・ローゼズとのコラボアイテムを発表した。
ユナイテッドのホームスタジアムであるオールド・トラッフォードでは、サポーターがローゼズの名曲『This Is The One』を合唱するなど以前からクラブとバンドの繋がりは深い。ユナイテッドのサポーターでもあるギターのジョン・スクワイアがデザインに参加しており、前述の曲が収録されている1stアルバム『The Stone Roses』(1989年発表)のアートワークを採用し、ユニフォームのほかにもトラックジャケットや長袖Tシャツ、帽子など複数のアイテムを展開している。
襟の内側に金色でバンド名があしらわれているものや、ローゼズのトレードマークであるスライスレモンがプリントされたものなどアイテムによってデザインは様々。また、このコラボアイテムに付けられたクラブのエンブレムは、サッカーボール部分がスライスレモンに置き換えられているなどファンにはたまらない遊び心いっぱいのデザインだ。
マンチェスター・シティ×オアシス
2009年に解散したイギリスのロックバンド、オアシスの元メンバーで弟(リアム・ギャラガー)と共にマンチェスター・シティの大ファンとして知られるノエル・ギャラガーは、今年3月8日『The BBC’s Friday Football』のポッドキャストに出演した際、来季(2024/25シーズン)のマンチェスター・シティの3rdユニフォームがオアシスの1stアルバム『Difinitely Maybe』からインスピレーションを受けたデザインになることを明かした。
ジョゼップ・グアルディオラ監督とも交流があり、たびたびシティのロッカールームに顔を出しては弾き語りなどもしているノエル。デビューアルバム発売から30年となる節目の年に、シティのユニフォームデザインに関わることができ光栄だと話している。シティファンはもとより世界中のオアシスファンからも注目が集まっており、コラボユニフォームのお披露目が待ち遠しい。