「フィードバック」の方向性
ここからは「フィードバック」の方向性について見てみましょう。
ポジティブフィードバック
「フィードバック」には肯定的かつ前向きな表現を使用して行う「ポジティブフィードバック」と呼ばれる手法があります。
「ポジティブフィードバック」は従業員の承認欲求を満たし、自己肯定感を高めることで意欲を向上させる狙いがあります。
これにより従業員が自分から動くようになるのだとか。
ただ、従業員の成長を止めてしまう恐れがあります。
そのため「ポジティブフィードバック」は十分に見極めて行いたい手法と言えるでしょう。
ネガティブフィードバック
「フィードバック」には否定的かつ後ろ向きな表現を使用して行う「ネガティブフィードバック」と呼ばれる手法もあります。
「ネガティブフィードバック」は従業員の感情に訴えかけ、自尊心をあえて低めることで問題と向き合わせる狙いがあります。
これにより従業員に自分で考える力が養われるのだとか。
ただ、従業員に対するパワハラになる恐れがあります。
そのため「ネガティブフィードバック」も慎重に行わなくてはならない手法と言えるかもしれません。