■半数以上が「ブルドッグソース」と誤解

こうした「濁点が付くのか付かないのか問題」が発生するケースは決して少なくない。

特に「ビッグ」をめぐる名称に顕著であり、たとえば以前行なったアンケート調査では、約4割ものネットユーザーが「ビックカメラ」を「ビッグカメラ」と勘違いしていた。

また、3割もの人が東京国際展示場の愛称を「ビックサイト」と勘違い(正しくはビッグサイト)している、というデータも存在する。そしてさらに、マクドナルドの人気商品「ビッグマック」も、ほぼ同じ割合の人々が「ビックマック」と誤解していると判明したのだ。

そこで今回は、全国の10〜60代の男女800名を対象として「ブルドックソース」の正式名称に関するアンケート調査を実施。

誰もが知ってるこのソース、5割超が正式名を誤解していた 実は「ブルドッグ」は誤りで…
(画像=『Sirabee』より引用)

その結果、全体のじつに半数以上となる56.5%が「ブルドッグ」と誤解していることが判明したのだ。

誰もが知ってるこのソース、5割超が正式名を誤解していた 実は「ブルドッグ」は誤りで…
(画像=『Sirabee』より引用)

続いては、決して少なくない人々が誤解している社名の詳細を探るべく「ブルドックソース株式会社」に、取材を敢行することに。その結果、100年以上に渡る歴史を感じさせる、様々なエピソードが明らかになったのだ…。