■エイリアンのグロテスクな“実像”
では、タイソン氏が指摘するように“宇宙人”はまだまだ原始的な生物であるとすれば、いったいどのような姿をしているのか? 英・オックスフォード大学の研究チームが昨年、現在考え得るエイリアンの姿を提示している。
「特定の形質や適応の観点から、エイリアンが例えば大きな緑色の目や独特な腕や脚などを持っているのかどうかについては定かではありません。しかし、エイリアンは私たちと同じ自然淘汰の法則の対象となっており、その結果として我々と同様の進化の過程を通過しているはずです」と研究を主導したサミュエル・レビン氏は科学系オンラインメディア「IFL Science」に話している。そして考えられるエイリアンの姿は、例えば次のようなビジュアルになるということだ。
「たとえ我々と同じようなDNA構造でなくとも、進化の過程は同じようなものであるはずです。進化論的に同じ生物学的規則の対象であり、地球上の生命と同様の構造を持つでしょう」(サミュエル・レビン氏)
つまり姿かたちは我々に似ていなかったにせよ、器官や内臓といったレベルではある程度は地球上の生物と似通っているということになる。しかしながらこの水面上で浮遊する“エイリアン”はなかなかグロテスクでショックを受けるかもしれない。颯爽とUFOを乗りこなす見るからにスマートなエイリアンばかりがこの宇宙にいるわけではないことは、少し考えればわかるのではあるが……。
参考:「Alien UFO Sightings」、「Express」、「IFL Science」、ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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