宇宙は137億年前に誕生したといわれているが、この有り余る時間の中では、確かにどの場所で微生物などの生命が誕生していようが不思議はないのかもしれない。
「(地球外)微生物を宇宙人であると考えてもよいのです。彼らに宇宙船を作る必要はなく、ただ別の惑星の居住者であるというだけの存在です」(ニール・ドグラース・タイソン氏)
そして実は、タイソン氏は今日のいわゆる“UFOコミュニティ”に批判的であるようだ。宇宙人(地球外微生物)は今のところは地球を訪れてはおらず、UFOコミュニティが主張していることはどれも科学的根拠が薄弱で、サイエンスの世界からは相手にされないレベルであることを述べている。
とはいえ、こうして我々が存在している以上、少なくとも我々人類と同等の知的生命体がどこかに存在している可能性は高い。タイソン氏の今後の発言も気になるところだ。