■日本での「ダックス」人気は上から何番目?

JKCより「犬種別犬籍登録頭数」に関するデータを確認させてもらったところ、やはりぶっちぎりで数が多いのは「プードル」(トイプードルが圧倒的!)で、次点は「チワワ」と判明。確かにドッグランに行った際も、この2種は日を問わず安定して数が多い印象を受ける。

そして、我らがダックスは3番目に多い犬種と明らかになったのだ。なおダックスに次ぐ「ポメラニアン」を含むトップ4は2023年だけでなく、それ以前の数年に渡って不動で、それより下は「フレンチ・ブルドッグ」「ミニチュア・シュナウザー」「ヨークシャー・テリア」「柴」といった犬種が競っており、年度によって順位が変動している。

日本で高い人気を得た背景について、JKCの担当者は「同じドイツ原産犬種のジャーマン・シェパード・ドッグは屋外で、ダックスフンドは屋内で飼育するという欧州のスタイルがあり、日本でも犬の室内飼育が主流になるにつれ、人気が上昇したと考えられます」と分析。テレビCMの影響も少なくないという。

また「被毛が短毛、長毛、剛毛の3種類あるのに加え、サイズもカニーンヘン、ミニチュア、スタンダードの3サイズがあることで、飼い主の選択肢が多いことも理由にあげられます」との回答も得られた。