■JKC公式サイトでは「フンド」とされているが…
短い手足が特徴的なダックスの体型は本来、巣穴にいるアナグマを狩る目的で改良されたもの。世のダックス愛犬家の間では有名だが、ダックス(DACHS)は「アナグマ」を、フント(HUND)は「犬」を意味するドイツ語である。
そうした背景もあり、ドイツ語読みでは「ダックスフント」と濁らない一方、英語読みの場合は「ダックスフンド」と濁点がつくため、「日本語の正式名はどちらに合わせるべきなのか…?」と迷ってしまうのだ。なお、JKC公式サイトでは、ダックスの正式名を「ダックスフンド」(DACHSHUND)と表記している。
そのため、日本では「フンド」表記が正しいのかと思いきや、JKC担当者からは「スペルに違いはありませんが、日本人の発音によって異なっていると考えられます。ジャパンケネルクラブでは英語読みの『ダックスフンド』を採用しておりますが、どちらも間違いではありません」との回答が得られたのだ。
続いては、日本国内における「ダックスの人気度合い」を見ていこう。