■雀卓がテーブルに

めちゃくちゃ入りづらい街角の食堂、店内テーブルが「雀卓」というストロングスタイルで…
(画像=『Sirabee』より引用)

自動雀卓は蓋をされた上でクロスが敷かれており、それをテーブル代わりに客たちは美味しそうに魚料理を食べている。雀卓に付いているサイドテーブルは調味料置きと化していた。ちなみにクロスを固定する重りには「赤5萬(ウーマン)」の牌が付けられていた。

店を回すのは調理担当の女将さんを中心に、お父さん、娘さんの3人。仲睦まじい関係がすぐわかり、虫眼鏡で新聞を凝視していたお父さんに記者が話しかけると、厨房の女将さん、娘さんもすぐ会話に加わり「乗ってきた自転車は電動なの? かっこいいわね」とほっこりした空気が溢れた。…まるで地元に戻ってきたような感覚だった。