2017年3月、米国の人気番組「My 600-lb Life」でオハイオ州に住むニコール・ルイスさん(当時23)が紹介された。二児の母であるニコールさんの体重は684ポンド(約310キロ)で、育児すらままならない状況だ。しかし、ボーイフレンドのチャーリーさんによって食料の買い出しへ連れて行ってもらえるため、毎日ジャンクフードをたらふく食べ続けていた。そんなニコールさんは、自らの過去を振り返り、最終的には体重を減らして健康になることを誓った。

■機能不全家族が原因で過食に陥った少女

【閲覧注意】310kg超肥満女性のシャワー風景が壮絶すぎる… 食べることで恋人と絆を深める“狂気の愛”の終着点
(画像=画像は、「The Daily Mail」より,『TOCANA』より 引用)

 番組の内容については、英紙「The Daily Mail」が詳しく報じている。ニコールさんが食べ物に執着するようになったのは、彼女の幼少期に原因があるという。ニコールさんの母親は癇癪持ちだった。そして、母親がニコールさんに怒りをぶつけるたびに、彼女は父親のもとへと逃げ、スナック菓子をもらっては気持ちを紛らわせていた。しかも、父親はトラック運転手で不在も多かった。そのため、父親に助けを求められないときも、ニコールさんは食べることで現実逃避していたという。

【閲覧注意】310kg超肥満女性のシャワー風景が壮絶すぎる… 食べることで恋人と絆を深める“狂気の愛”の終着点
(画像=画像は、「The Daily Mail」より,『TOCANA』より 引用)

 ニコールさんが16才のとき、両親はコカイン中毒になってしまった。そして、彼女の過食はさらに悪化し、体重は400ポンドにも達した。「両親が麻薬をやっていたら、私は興奮して泣き叫び、彼らを怒鳴りつけたものです。でも、彼らは私を無視したんです。だから、私はベッドに潜り込んで眠ってしまうまで、何時間も食べては泣いてをくり返していました」と語るニコールさん。当時の彼女は、食べて満腹になることでしか安心感を得られなかったため、ひたすら食べ続けたのだ。