■「人種変更不可」に納得できず
当時の人種の選択肢は、「白人」「アフリカ系アメリカ人(黒人)」「ヒスパニック」の3つしかなかったが、現在は9つ以上あるそうだ。よって、男性は「白人」から「北アフリカ/中東系」に変更を希望する届出をした。
遺伝子検査の結果も併せて提出したというが、最終的に「拒否」されてしまった。シカゴ市警察はその理由を、「公式記録の人種変更は不可能」と説明したという。
男性は、過去にも人種変更をリクエストしたことがある。その度に却下されており、性別の変更は可能でも人種については証拠を揃えても変更できない現状に、どうしても納得できなかったそうだ。