■マイクロプラスチックの拡散
最近、マイクロプラスチックは人間の血液や母乳中にも混入していることが確認されている。これによる健康への影響はまだ不明だが、実験ではマイクロプラスチックが人間の細胞になんらかの損傷を与えることがわかっているという。
研究者らは、大量のプラスチック廃棄物が投棄され、マイクロプラスチックは今やエベレストの頂上から最深部の海洋まで、地球全体を汚染していると指摘する。
またマイクロプラスチックは食品や水を吸収することで体内に入り、呼吸によっても微小な粒子を摂取してしまう。そのため、大人だけでなく幼児の便からも見つかっているという。