世界のハクナマタタ

【心配ないさ】ハクナマタタとは実在する言葉なの?意味と使い方を知って印象に残る会話を!
(画像=『FUNDO』より引用)

仲間を励ますことができるポジィティブな言葉「ハクナマタタ」。
世界には似たような用い方をする表現がありますのでご紹介します。

let it be

意味:(成り行きに)身を任せる、放っておく

「構わないで、ひとりにしてほしい」という消極的なシーンでも使われますが、有名なビートルズの曲『let it be』では「大変だけどあるがままに身を任せよう、そのままでいいんだよ」という相手を元気付ける意味で使われています。
二面性を持つフレーズです。

qué será, será(ケ・セラ、セラ)

意味:なんとかなる

スペイン語の「Lo que será, será」を元に、英語圏で使われ始めた言葉だといわれています。
「仕方ないよ、大丈夫だよ」という意味もあります。

スペイン語だと思われがちですが、実は文法的には間違っており、現地で伝統的に使われている表現では無いのだと。

なんくるないさ

意味:問題ないよ

沖縄の方言です。
落ち込んでいるときに笑顔で「なんくるないさー」なんて言われたら、一気に心が晴れそうですね。

괜찮아요(ケンチャンナヨ)

意味:大丈夫

韓国語で、相手のことを「大丈夫ですか?」と心配するときや、逆に「大丈夫ですよ」と返事をするときに使われます。
韓国人は、どんなときでも前向きに行こうというマインドを「ケンチャナヨ精神」と呼び大切にしています。

無問題(モウマンタイ)

意味:問題ない、大丈夫

広東語で多義的に使われている言葉です。
「心配無用だよ」「気にならない」「危なくない」などの意味も持ち、日本語の「大丈夫」の使い方とよく似ています。

明日は明日の風が吹く

日本のことわざで、先のことを心配しても仕方がない。
成り行きに任せよう。物事はなるようになる。という意味があります。