その結果
幸い、急患の方は意識があり、責任者が救急車を呼ぶかと本人に確認。そこまでする必要はないとのことで、空港内の医務室へ行かれました。
飛行機が滑走路に移動を始めてからゲートに戻り、急患の方を医務室までお連れする間、なんと10分程度。
常に訓練しているといっても、なかなか出合わない対応だとCAも緊張したと思いますが、急患への素晴らしい対応。そして他の搭乗者への心遣いも完璧でした。
飛行機は、一度エンジンを始動して地上滑走していたので、再度燃料を補給。僕たちは機内でそのまま待機していました。
8:08にゲートを出発。再度地上スタッフの見送りを受けます。

伊丹空港の離陸は8:22。伊丹⇒新潟間はアルプス上空を通過するので窓側がおすすめです。北アルプス上空を通過。

妙高山上空を通過。

新潟空港着陸は9:09、ゲート到着は9:12。約1時間遅れでした。

その場面に遭遇した僕の感想
たまたまその場面に遭遇しましたが、CAの対応の早さ、コックピットや地上スタッフとの連携の良さが光った対応だったと思います。特に旅行や飛行機への搭乗は少なからず緊張することがありますので、自分自身の体調管理は重要だなと思いました。その後も飛行機に乗る機会が多いのですが、安心して搭乗しています!
皆さんも、飛行機に乗る時は必ず出発時の緊急デモンストレーションを確認しましょう!
おまけ
J-AIRでは保有機の中でエンプラエルE190の1機を2025年大阪・関西万博開催を記念した「JALミャクミャクJET」として2023年11月28日より運航しています。運航スケジュールはJ-AIRの公式サイトにてご確認ください。

文・写真・中尾勝/提供元・たびこふれ
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