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11月の見どころ~紅葉真っ盛り!真っ赤なラクウショウ
12月の見どころ~レンガ色に染まるメタセコイアの森
11月の見どころ~紅葉真っ盛り!真っ赤なラクウショウ
11月中旬になると水元公園の紅葉も本番。ポプラ並木と小合溜の間にある「ラクウショウの森」が真っ赤に色付き、圧巻の景色を見せます。高さ20m以上にもなるラクウショウの別名は「ヌマスギ」。原産地の北米では沼地や湿地に自生する針葉樹です。水元公園では小合溜の青い水に真っ赤な高木が映え、はっとするほど印象的な眺めになっています。
水元大橋の南側にある花菖蒲園にも、水辺に背の高いラクウショウの木々が並んでいます。燃えるように赤く染まった木が、水面に姿を映す様子が鮮烈です。
12月の見どころ~レンガ色に染まるメタセコイアの森
12月上旬になると、水元公園の名物メタセコイアが紅葉します。「噴水広場」から遊歩道を北へ歩いていくと、水路に架かる橋の先に、見事な円錐形の巨木が並ぶ「メタセコイアの森」が広がっています。
高さ20m以上にもなるメタセコイアの木々が、一斉に紅葉する様子は圧巻。ちなみにメタセコイアの紅葉は、赤色ではなく「レンガ色」と称されます。内側から輝くようなあたたかみのある色は、遠くから見ても迫力満点。森の中に入り、背の高いメタセコイアを見上げると、レンガ色の葉の隙間から木漏れ日がのぞく幻想的な光景を楽しめます。
メタセコイアの森の先には、蛇行する川のような水路が広がる「せせらぎ広場」が広がります。こちらの水辺に立ち、南に広がるメタセコイアの森を眺めるのもおすすめ。レンガ色に色付いたメタセコイアの森が水鏡に映り、鮮やかな紅葉を2倍楽しむことができます。池に架かる小さな橋は、メタセコイアと水路を背景に記念撮影ができる人気スポットです。
せせらぎ広場の北側や園内北部の「水生植物園」の小島にもメタセコイアの一群が立っています。こちらは足を運ぶ人も少なく、水に映るレンガ色の木々をじっくり眺められます。