目次
5月の見どころ~水鏡に映るカキツバタ、新緑も見頃
6月の見どころ~都内最大規模の花菖蒲園

5月の見どころ~水鏡に映るカキツバタ、新緑も見頃

水郷景観が特徴の水元公園では、四季折々に多彩な水生植物を見ることができます。5月には園内のあちこちでカキツバタの花が咲き誇り、青紫色の花が水鏡に映る様子がとても優雅。新緑にもよく映えます。

園内の南部に広がる「水辺散策池」では、水辺の数か所でカキツバタが群生しています。垂れ下がる大きな花びらは花菖蒲にも似ていますが、こちらは花びらの付け根の部分に白い筋が入るのが特徴。池沿いの遊歩道を東へ進むと「水辺のさと(保全区)」があり、そちらの「水生生物展示池」でも水面に姿を映すカキツバタの群生を見ることができます。この池ではより近い位置で花を眺められるため、カキツバタの特徴の白い筋をじっくり観察できますよ。なお、水辺のさとは月曜日が休園日なのでご注意ください。

【東京】毎月楽しめる!都内最大の水郷公園「水元公園」の12か月
(画像=<水辺散策池のカキツバタ。花びらの付け根の白い線に注目>、『たびこふれ』より引用)
【東京】毎月楽しめる!都内最大の水郷公園「水元公園」の12か月
(画像=<水生生物展示池のカキツバタの一群。印象派の絵のよう>、『たびこふれ』より引用)

6月の見どころ~都内最大規模の花菖蒲園

水元公園は都内最大級の花菖蒲の名所として知られています。水元大橋の南に広がる「花菖蒲園」は約100種・14,000株の花菖蒲が育っており、6月初旬には1~15号まで区分けされている菖蒲田が、紫や白、ピンクの花菖蒲でいっぱいになります。

13・14・15号田はとりわけ人気の高いエリア。水が張られた菖蒲田には長い八つ橋が架けられており、繊細な色や模様を持つ花菖蒲をすぐ近くで眺めることができます。スマホやカメラで花をアップで撮影することができますよ。折れ曲がる橋の上をゆっくり歩きながら、花菖蒲を眺める時間はなんとも風流です。

花が特に密集して咲く7号田も人気があります。まるで紫色のタペストリーのような眺めが印象的。花菖蒲園の開花期は、6月下旬頃まで続きます。

【東京】毎月楽しめる!都内最大の水郷公園「水元公園」の12か月
(画像=<小合溜に沿って広がる花菖蒲園の2号田>、『たびこふれ』より引用)
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(画像=<色鮮やかな花菖蒲園が競うように咲き誇る>、『たびこふれ』より引用)
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(画像=<八つ橋が架かる15号田は花菖蒲の撮影に最適>、『たびこふれ』より引用)