トヨタ製ハイブリッドの燃費の良さも魅力を高めている
いっぽうで、ハリアーの懸念は、クロスオーバーSUVのなかでも比較的攻めたデザインによる、後席の居住性や積載性。
後席の包まれ感が強く、足元も頭上空間もRAV4に譲ります。
さらに、ハリアーの荷室容量は409L〜1,045L(HV、ガソリン車)で、542L〜1,150L(HV、ガソリン車)のRAV4と比べるとひと回り近く小さくなっています。
それでも日常ユースではほとんど不足はないはず。もしも頻繁にアウトドアや各種アクティビティを楽しむのであれば、RAV4を指名すれば問題ありません。
ハリアーの美点は燃費の良さ。ハイブリッド車(HV)は22.3km/L(WLTCモード燃費。以下同)、ガソリン車は15.4km/L、PHEVは20.5km/Lとなっています。
RAV4 ハイブリッドが21. 4km/L、エクストレイルは18.3〜19.7km/L、CX-5は13.0km/L〜17.4km/L、PHEV専用モデルのアウトランダーでも16.2km/L〜16.6km/Lで、ライバルに対するアドバンテージになっています。