■学生と企業で「ガクチカ」にギャップ
面接の際、学生時代に力を注いだことについて聞かれることが多い。本来であれば、学生達はアルバイトやサークル活動、留学、ゼミなど、各々が本気で打ち込んだことを話すもの。なぜ、背伸びしたり、誇張してしまうのだろうか。

(画像=『Sirabee』より引用)
日頃、就活を行う学生とコミュニケーションを取り、最新の就活事情に詳しい株式会社ワンキャリア Evangelist(エバンジェリスト)の寺口浩大氏に話を聞いた。寺口氏によれば、学生が考える「ガクチカ」と企業側が「ガクチカ」で求めるものにギャップがあるという。
寺口氏は、「学生はいかに結果を出したかにこだわりますが、企業側は『ガクチカ』を通じてその人の人柄や考え方を知りたがります。例えば、学生は『どこの国に留学した』などWhat(なに)にこだわるのに対して、企業側はなぜ留学したのか、どのように留学に至ったのかなど、Why(なぜ)やHow(どのように)を教えてほしいんです」と説明する。