SOXL:Direxion Daily Semiconductor Bull 3x Shares ETF
個別の半導体メーカーではなく、半導体業界のインデックス指数にレバレッジをかけて成長にかける投資銘柄が「SOXL」だ。
アメリカで上場しているETF(上場投資信託)で、半導体指数「SOX」の3倍の値動きを目指す。
株式と同じように米国市場がオープンしている時間帯はリアルタイムで取引できる。SOXLが底を打ったのは2022年10月13日で、そのときの株価はおよそ7ドルだった。
それが現在は40ドル近辺と約5倍以上になった。 こうしたETFは「ブル型」(強気型)といわれ、日々の値動きが激しく長期投資には向かないが、短期で利益を上げようとすれば夢がある。
中期目線ではエネルギー株が好調
XOM:エクソンモービル
一見地味な銘柄でも、短くもなく長すぎもしない3~5年の「中期」で大きな利益を得られるケースがある。2020年のコロナショックで株価が落ち込んだあと、一本調子で右肩上がりを続けている銘柄の一つが「XOM」。アメリカの大手石油会社であるエクソンモービルだ。
エクソンモービルはコロナショックで2020年3月に1株25ドル台まで価値を落としたが、現在では株価は1株100ドルを超えている。
つまり、3年間で株価は約4倍になったということだ。ロシア・ウクライナ情勢の悪化でエネルギー価格が上昇し、石油や天然ガスを扱うエクソンモービルの業績に追い風が吹いたことが主な理由だ。
長期でとんでもなく株価が上がった銘柄は?
短期から中期で化ける株は注目されやすい。
しかし、長期インデックス投資に夢がないかというと、そうとも言い切れない。
なぜなら長期間かけて、じっくりと株価を上げた企業があるからだ。