かつてはカジュアルシューズの代名詞だったローファーも、今となってはリッチなオジサンのオンオフ兼用シューズとして指名第一位になりました。といっても、ローファーならなんでも大活躍というわけではありません。ビジネスではドレッシーさを、カジュアルでも品の良さを漂わせられるかが、真のオンオフ兼用シューズとしての理想的ローファー。となれば、結局ジョンロブのロペスに辿り着くんですよね。

J PRIME読者なら言わずと知れた、戸賀編集長のイチオシシューズであるロペス。誕生は1950年で、幾つの時代を超えて支持されてきた名作中の名作です。イギリスらしい端正さの中に、フランス的なエレガンスも滲ませる同ローファーは、まさしくドレッシーさと品の良さを両立します。実は同モデルは当時の顧客、ロペス氏によるピスポークが誕生のきっかけ。オンオフ兼用ローファーの最強名作はリッチなオジサンの要望から生まれたのです。

ローファーを世間的に格上げしたのはロペスと言っても、もはや過言ではないでしょう。昨今の人気に伴い様々なローファーが注目されていますが、前述の完成されたラストと共にサドルの楕円型窓も格上であることを示してくれますからね。また、軽量ソールを履かせたイマドキ仕様のモデルも展開しているなど、バリエーションを広げている点も大いに見逃せませんよ!

魅力01
ラグジュアリーなオーラのある最高峰の作り

富裕層の足元の代名詞ともなったジョンロブ「ロペス」
(画像=『JPRIME』より 引用)

ラウンドトゥで、ウィズに適度な幅を持たせながらも、全体的なシルエットはすっきりとシャープな印象が魅力のロペス。ノーズが長過ぎず、それでいて甲が露出し過ぎない絶妙なバランスが、スラックスにもデニムにも似合う理由です。フロントエプロンは拝みモカ仕様に。職人によるハンドステッチで縫い合わされ、美しいカーブを描きます。

魅力02
抜群の足入れは歩数が多い日でもストレスフリー

富裕層の足元の代名詞ともなったジョンロブ「ロペス」
(画像=『JPRIME』より 引用)

日本人の足型にも馴染みやすいラスト4395。ローファー専用のラストとあって甲も踵もしっかりとフィット感を高めつつも、ウィズはワイドめで、さらにトゥの高さも適度にあるので窮屈に感じさせません。だから、長時間の歩行も安心ってわけ。ヘビロテされる理由は、見た目だけじゃないってことです。

魅力03
モダンなボリュームのあるソールタイプが着こなしの幅も広げる

富裕層の足元の代名詞ともなったジョンロブ「ロペス」
(画像=『JPRIME』より 引用)
富裕層の足元の代名詞ともなったジョンロブ「ロペス」
(画像=『JPRIME』より 引用)

ロペスには、定番のカーフレザーをはじめ、スエードやパンチング、シボレザーなどバリエーションがあります。さらに、レザーソールだけでなく、超軽量でクッション性の高いライトウェイトウォーキングソールモデルも。水に強く、見た目に無骨さが増す張り出したノッチドウェルトも相まって、もはやヴィンテージデニムでさえ似合ってしまうとあって、さらに幅広いスタイルに合わせられます。

迷ったらロペス! いや、迷うまでもなくロペス一択!
1足で様々なスタイルにマッチするロペス。その上で、カラバリや素材違い、ソール違いを揃えておけば、まさに鬼に金棒です。ちなみに下の写真に映る左の1足は、ミュージアムカーフ。完成されたシルエットと美しいムラ色を披露する同レザーなら、色気たっぷりな足元作りにもひと役買ってくれます。

富裕層の足元の代名詞ともなったジョンロブ「ロペス」
(画像=¥254,100(税込),『JPRIME』より 引用)
富裕層の足元の代名詞ともなったジョンロブ「ロペス」
(画像=¥254,100(税込),『JPRIME』より 引用)

JOHN LOBB(ジョンロブ)

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撮影 馬場紹升
文 安岡将文

提供元・JPRIME

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