ワンポイントアドバイス

同船者のまきエサの層が少しでもズレると、イサキの群れも散らばってしまい、ポツポツ拾い釣りモードになりかねない。くれぐれも皆さんと仲良く釣果を分け合うつもりで、同船者との一期一会も楽しみながら釣行を満喫しよう。

天秤吹き流し仕掛けの船イサキ釣り解説 現役船長直伝の釣果アップのコツとは? イサキ釣りで本命確保(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ちなみにベテランアングラーの受け売りだが、イサキには序列思考があるらしく、大きいサイズが上層、小さくなるにつれ下へ並ぶ習性があるのだとか。大物狙いの人は参考にしてみてはいかがだろう。

天秤吹き流し仕掛けの船イサキ釣り解説 現役船長直伝の釣果アップのコツとは?おざき丸で釣れたイサキ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

イサキはこれから梅雨の時期にかけて本格化する。特に初夏のイサキは麦わらイサキと呼ばれ、さらに脂が乗って食味が増す。その上品な味わいは、この時期の他の魚に追随を許さないほど。刺し身はもちろんだが、皮目をあぶった焼き霜造り(あぶり)は最高にうまい。また定番の塩焼きは箸(はし)を入れた途端、脂と肉汁があふれ出てくるほど。たくさん釣れたときは、干物もオススメだ。ぜひとも釣って食べて旬の沖釣りの味覚を味わっていただきたい。

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<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
おざき丸
出船場所:片名港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年5月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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