トラブルを回避しよう!
言葉の分からない海外で、こういったトラブルは極力回避したいですよね。それでは回避術と、万が一遭ってしまった時の対処方法をお伝えします。こちらは自分たちの経験から、筆者が洞察した個人的な考察になりますので、ご了承くださいませ。
トラブル1. 乗り遅れ:回避術
- 確認を怠らない...やはり一に確認、二に確認です。情報を制する者はフライトを制す。飛行機のチケットを買う瞬間から、日付と時間は要チェックです。特に深夜のフライトは時間を間違えやすいので注意が必要です。空港に何時間前に着くべきかも事前に見ておきましょう。
- チケット共に必ず掲示板を確認する...海外は日本に比べてルーズな所があるので、チケットにゲート番号が印字されていても要注意です。必ず掲示板で自分のフライトはどのゲートから出発なのか、一番に確認しましょう。ギリギリにならないと表示されない空港もありますので、不安な時は聞きに行きましょう。
- 必ず係員さんに尋ねる...お客さんに尋ねても、それが本当かの確証はありません。疑問に思った時は必ず係の方に聞きましょう。不安であれば、何度聞いても大丈夫です。フライトに乗れるか乗れないかが掛かっているので、相手に迷惑じゃないかな?と思わず、少しでも変だなと思ったら何でも聞きにいきましょう!
トラブル1. 乗り遅れ:対処法
- 係の人に状況を説明する...乗り遅れてしまったら、まずは係の人を探します。乗り遅れたことを言えば、どこに聞きにいけばいいか教えてくれます。落ち着いて簡潔に話しましょう。
- フライトの変更を頼む...必ず別の便に乗れますので、慌てないようにしましょう。行き先を告げて、どの日付と時間に別便があるか聞きます。支払いが必要かどうかも確かめましょう。払わなくていいこともありますし、日付によって差額を払う可能性があります。支払い方法も尋ねましょう。
- ホテルの手配を頼む...別便が数時間以内にあればそのまま空港で待てばいいですが、そうでない場合、航空会社が無料のホテルを手配してくれる場合があります。フリーホテルがあるか聞いてみましょう。ただ自分側が有責の場合、自費になる可能性が高いのでご注意ください。
トラブル2. クレジットカードが使えない:回避
- 出国前に使用可能か確かめる...海外キャッシングができず支払いのみのカードや海外での使用にロックがかけられているカードがあります。出国前にカード会社のサイトや電話での問い合わせで確認しておきましょう。念のために2枚以上持って行くと安心です。ただ盗難やスキミング対策を忘れずに。
- ドルを多めに持っておく...ギリギリの額や買い物のドルだけでなく、万が一何かあった時用のドル紙幣を持っておきましょう。ドルはほぼ全ての国で使えるので、多めにあって損はないです。
- 送迎の友人にいてもらう...もし現地で友人の方に空港に送迎してもらえるなら、着く時は早めに迎えにきてもらえると何かあれば安心です。出国時はチェックインを終えてセキュリティチェックを無事通過するまで、その場で見守ってもらいましょう。
トラブル2. クレジットカードが使えない:対処法
- 係の人にオプションがないか聞く...もし空港でクレジットカードが使えず、現金がすぐ必要な場合、係の人にオープンに説明して助けを求めましょう。必ず手を考えてくれるはずです。
- スリに注意...慌てているとパスポートやクレジットカードなどの貴重品を、無防備にしがちです。持ち物には十分気をつけましょう。
トラブル3. ロストバゲッジ:回避
- 同一の航空会社でチケット一括購入する...海外旅行に慣れていない場合、いろんな航空会社を乗り継ぐプランはやめておきましょう。ツアーサイトではなく、航空会社の公式サイトから購入すると安心です。
- 必要なものは手荷物に入れておく...万が一ロストバゲッジになった場合、薬や化粧品など必要品が手に入らなくなります。海外で必要なものを見つけて購入するのもハードルが高いと思いますので、最低限の必要なものは預け荷物ではなく手荷物に入れましょう。
- 自分のだとすぐ分かるようにしておく...目立つ色やデザイン、デコレーションなどしておくと、見つけやすくなります。他の人が間違って持っていくリスクも減らせます。ただ高価に見えるスーツケースは狙われやすくなりますので、ご注意ください。
トラブル3. ロストバゲッジ:対処法
- ロストバゲッジを申告しにいく...荷物カウンターがありますので、そこで申告して手続きを行います。通常泊まる先に無料で送ってくれますので、住所や電話番号を記入することになります。
- 引き換え書をなくさない...手続きをすると、必ず控えを渡されます。引き換えの時にないと荷物を手に入れられないので注意しましょう。
- 泊まる先に話しておく...ホストファミリーやホテルの人に話しておきましょう。発展途上国ですと明確な住所がなく、電話で道の説明を求められることがあります。地元の人に説明してもらえるように言っておくと安心です。
最後に
今回は空港でのトラブルの回避と対処についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?筆者も色々なトラブルに見舞われ、その度に肝を冷やし心臓を飛び出させながら、なんとか今も生きております。
当時を振り返ると大変だったのですが、今や笑い話の一つとなっていますので、なんとかなります!!どうぞ皆さまもご心配しすぎませんように...!回避術を駆使して、トラブルのない安全な海外旅行を楽しまれますことを、心より願っております。
【文・写真 Miyuki Meta/提供元・たびこふれ】
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