年次改良を重ねることで熟成されるUX
UXのラインナップは、2018年11月の発売当初、2.0Lガソリンエンジンの「UX200」と、2.0Lハイブリッドの「UX250h」というパワートレイン別の標準グレードをボトムに、「version C」「F SPORT」「version L」という展開。
ハイブリッド車の「UX250h」には、FFのほかにモーターで後輪を駆動するAWD(電気式4輪駆動方式のE-Four)が設定されています。
2020年10月には一部改良を受け、駐車場などの低速域での衝突被害軽減を図る「パーキングサポートブレーキ」を標準装備しました。
2022年7月のマイナーチェンジでは、ボディ剛性の向上、先進安全装備のアップデート、スマホをキー代わりに使えるデジタルキーの採用など、全方位にわたって進化を遂げています。
さらに、2023年12月の一部改良では、UX250hのハイブリッドシステムのシステム出力が引き上げられ、「UX300h」に改名されています。
レクサス初のバッテリーEV(BEV)「UX300e」は、2020年10月に登場。登場時の航続距離は367kmと短めで、2020年度の販売台数は、抽選販売で限定135台でした。
2023年3月の一部改良で最新の電池パックに変更されたことで航続距離が512kmになり、ロングドライブでもより使いやすく、さら同年12月には急速充電時間が約25%短縮されています。
「UX300e」は、中古市場では走行距離が短い物件が多く、価格も高値安定ではあるものの、選択肢になんとか入りそうな程度には流通しています。