「ゲーミフィケーション」の例

ビジネス用語「ゲーミフィケーション」とはどんな意味?教育や日常生活でも取り入れられている仕組みを解説!
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「ゲーミフィケーション」の例を見てみましょう。

学習面での「ゲーミフィケーション」

「ゲーミフィケーション」は学習面で取り入れられています。

例えばオンラインプログラミング学習サービス「Progate」ではブラウザ上でイラストを中心とした学習方法が体験できます。
カリキュラムの進行度合いがゲームキャラクターのパラメーター画面のように表示されていて、まるでレベル上げをするかのように課題に取り組めるわけです。

他にも30か国語以上の言語をオンラインで学べる外国語学習アプリ「Duolingo」でもゲーム要素が取り入れられています。

会社や企業での「ゲーミフィケーション」

「ゲーミフィケーション」は会社や企業でも取り入れられています。

例えば「NIKE」が手掛けているランニングアプリ「ナイキプラス」では従来の歩数計の機能に目標とする距離やペースが設定できる機能をプラスしています。
これにより1日のゴールを設定できるようになりました。

その日の取り組みに対して音声によるフィードバックもあり、毎日少しずつ達成感を味わえるような仕組みとなっています。
SNSで経過や結果も報告できることから同じ目的を持つ仲間と一緒に楽しめるのも特徴と言えるでしょう。

飲食業界でも提供されている「ゲーミフィケーション」のサービス

「ゲーミフィケーション」は飲食業界にも取り入れられています。

例えば回転寿司チェーン「くら寿司」が手掛ける「ビッくらポン!」では皿5枚ごとにゲームに挑戦でき、クリアすると報酬としてオリジナル景品がもらえます。

これは顧客が景品をもらうという目的に向かってお寿司を5皿食べるという課題をクリアすることで報酬が得られる仕組みになっています。